一十木音也 イベントCG01
ちょっと振り向いただけでも顔がぶつかってしまいそうな距離で
手と手が触れあい、耳に息がかかりそうな程近くで音也くんのやわらかくて暖かい声が響く。
[音也] ……そうそう、親指はネックの側面に添えて……
うん、そんな感じ。ピックは人差し指と中指で中心を挟むように持って……。
そんな風にひとつひとつ教わるたびに、心臓の音が大きくなっていくようだった。