裏庭の木の下に腰掛け、柔らかな笑みを浮かべながら
空を飛び交う小鳥達を眺めていた。
[那月]
おいで……。
指をすっと顔の上へあげると飛んでいた小鳥が止まり、ちちちと鳴く。
[那月]
ふふっ。可愛いね。
微笑み、小鳥さんに話しかける。