2009年12月17日の記事

LESSON2 ~愛のサイン~

やぁ、子羊ちゃん。
君は今日もキュートだね。
これから君に愛のSignを送ろう!

ん? そっちのサインじゃないって。
ふっ。わかっているさ、オレなりのちょっとしたジョークだよ。

サインはすでに出来ているさ。
というか、家の連中に頼まれて、
時々TVに無理やり出演させられているからね。

僅かながらオレにもファンと呼べる子達がいるのさ。
幾度かサインをせがまれたので作っておいたってわけ。

だから、今更新しくサインを書けと言われても……。
一度完成させてしまったものを変えるつもりはないよ。
彼女達に失礼だからね。

というわけで、コレがオレのサインだ!

レン01

ん? 中途半端に隠れているって?

いいや、隠れているわけじゃない。
隠しているのさ。
最初から全てを曝け出しては知る楽しみがなくなってしまうだろう。

だから完璧なサインはお預け。
でも、そうだな。
君がKISSをくれるなら、好きなところへサインをしてあげるよ。

字体

どうやらアイドルとしてのサインを考えねばならないらしいな……。
しかし、俺はどうもこういうことは苦手だ。

毛筆は幼き頃よりじいに習い、一応段位を持っている。
「書」を書くこと自体は嫌いではないし、
むしろ精神修養のため、時折書いてはいるが……。
サインとなるとその……少し気恥ずかしいものだな……。

さりとて、これもアイドルとしての試練のひとつ。
全身全霊を持って立ち向かわなくてはなるまい。

心静かに硯に向かい。
ひと磨りひと磨り墨を磨る。
姿勢を正し、皺ひとつなく伸ばされた半紙に
たっぷりと墨をつけた筆を……いざっ!

ハァァァァァァッ!
ハッ!
セイッ!

真斗01

………………よし。
うむっ。魂の入ったなかなか良き「書」になったな。
これで提出してみよう。