2009年12月の記事

誕生日

17年前の今日、俺はこの世に生を受けた。
ひとつ年をとったからには今まで以上にしっかりせねばならんな。
とはいえ、誕生日だからといってことさら騒ぐことでもないし、
今日は授業もないので部屋にいたのだが……。

先程、一十木と四ノ宮が祝いに来てくれたのだ。
そして、誕生祝にとメロンパンをもらった。
それは只のメロンパンではなく幻の『さおとメロンパン』だった!

きっとこれを購入するのは大変だったろう……。
それでもあえてこれを買ってきてくれた、
そんなふたりの気持ちを嬉しく思う。
ありがたく頂くとしよう。

この時期は何かと忙しく、また寒さも身に染みるため、
体調を崩しやすいのではないかと思う。

年の瀬は大変だと思うがどうか皆も健康には気をつけて
楽しい年末を過ごして欲しい。

今日という日に心からの感謝を……。
これを見てくれている全ての人へ「ありがとう」

LESSON3 ~Lonely Christmas~

やぁ、レディ達。
楽しいクリスマスを過ごしているかい?
ん? オレ? オレは……。

毎年この時期は、デートの誘いが多くてね。
本当はすべての女性と一緒に過ごしたいけれど……。
そうもいかないし……。

まして、誰かひとりを選ぶなんてできやしない。
困ったものだね。

だから申し訳ないけれど、クリスマスはひとりで過ごすことにしているのさ。
オレに特別はないからね。

久しぶりにゆったりと過ごす夜……。
冬の夜空を彩る星座の神話に思いを馳せながら
レディ達に愛を贈ろう。

今宵、オレはキミの夢にお邪魔するかもしれないよ。
ジュテーム レディ♪

静けさの中で……

クリスマスイブか……。
今頃、街はお祭り騒ぎなのだろうな……。

今でこそクリスマス……12月25日は
イエス・キリストの誕生日だと言われているが
明確にこの日がキリストの誕生日であるという記述はないらしい。

12月25日とは、かつてローマで主流だったミトラス教の冬至の祭りで
それがいつの間にかキリスト教と混ざり合い、
今日のようなクリスマスの祭りになっていったのではないかと言われている。

ああ、すまないつい……語ってしまった。
こんな薀蓄などつまらないだろうか……。
しかし、たまには祭日にまつわる歴史を紐解いてみるのもいいものだと思うぞ。

それにしても、ここは静かでいいな。
……まぁ、騒がしい奴がいないからなのだが……。

このような日は心が穏やかになり、
どこか優しい気持ちになれるな……。

詞を…詞を綴ってみようか……。

この心に溢れる幾千の想い……それら全てを伝えきることはできなくとも。
ただひとつ……強いイメージの言葉に乗せることができれば……。

そうだな……そうしよう。
どうやら、こんな静かな冬の日は人を詩人に変えるらしい。

皆にもそのような日があるのではないだろうか。
今日という日に綴った想いが、いつか皆の元へ届くことを祈って。

よい聖夜を……。

降誕祭

先程、一十木に誘われてレコーディングルームに行ってきた。

どうやらクリスマスソングを歌うにあたって、
ピアノの伴奏が欲しくなったらしい。
一十木らしいというかなんというか……。

「ジングルベル」から始まって、「もみの木」やら「きよしこの夜」
ああ、それから「あわてんぼうのサンタクロース」も弾いたな。

あれもそれもと次から次へリクエストしてきたので
少々面食らったが……意外と指は覚えているものなのだな。
それに歌詞も……。

最後の方は俺も一十木とともに歌っていた。

雰囲気というか……あいつは人を楽しくさせる何かを持っているのだろうな。
たまにはこういうのも悪くない。

クリスマスまでは、まだ日もあることだし、
楽譜を用意しておいてやるか、そうすれば弾ける曲も増えるしな。
うむ。そうしよう。

今までのクリスマスは家族と過ごすか、
どこかのパーティ会場へ連れて行かれていたが……。
今年は学園内で過ごすことになりそうだ。

クリスマスには学園主催のパーティもあるようだし、
今からクリスマスソングの伴奏を練習しておくのも
悪くないかもしれんな。

LESSON2 ~愛のサイン~

やぁ、子羊ちゃん。
君は今日もキュートだね。
これから君に愛のSignを送ろう!

ん? そっちのサインじゃないって。
ふっ。わかっているさ、オレなりのちょっとしたジョークだよ。

サインはすでに出来ているさ。
というか、家の連中に頼まれて、
時々TVに無理やり出演させられているからね。

僅かながらオレにもファンと呼べる子達がいるのさ。
幾度かサインをせがまれたので作っておいたってわけ。

だから、今更新しくサインを書けと言われても……。
一度完成させてしまったものを変えるつもりはないよ。
彼女達に失礼だからね。

というわけで、コレがオレのサインだ!

レン01

ん? 中途半端に隠れているって?

いいや、隠れているわけじゃない。
隠しているのさ。
最初から全てを曝け出しては知る楽しみがなくなってしまうだろう。

だから完璧なサインはお預け。
でも、そうだな。
君がKISSをくれるなら、好きなところへサインをしてあげるよ。

字体

どうやらアイドルとしてのサインを考えねばならないらしいな……。
しかし、俺はどうもこういうことは苦手だ。

毛筆は幼き頃よりじいに習い、一応段位を持っている。
「書」を書くこと自体は嫌いではないし、
むしろ精神修養のため、時折書いてはいるが……。
サインとなるとその……少し気恥ずかしいものだな……。

さりとて、これもアイドルとしての試練のひとつ。
全身全霊を持って立ち向かわなくてはなるまい。

心静かに硯に向かい。
ひと磨りひと磨り墨を磨る。
姿勢を正し、皺ひとつなく伸ばされた半紙に
たっぷりと墨をつけた筆を……いざっ!

ハァァァァァァッ!
ハッ!
セイッ!

真斗01

………………よし。
うむっ。魂の入ったなかなか良き「書」になったな。
これで提出してみよう。

LESSON1 ~恋の季節~

粉雪が舞い、街がイルミネーションに包まれ、
いたるところでクリスマスソングが流れると
無性に恋をしたくならないかい?

こんな寒い冬の午後は誰かのぬくもりが欲しくなるはずさ。
今の時期は一年で最も人恋しくなる時期かもしれないね。
そういえば、我が早乙女学園でもクリスマスには
ダンスパーティが行われるのさ。

聖なる夜にシャンデリアの下で愛のダンスを踊る。
きっと素敵な夜になることだろう。
オレにエスコートされたい子羊ちゃんは
早めに名乗り出て欲しいな。

ダンスが苦手な子でも大丈夫。オレが1から教えてあげる。
この部屋で一晩中踊り明かして、耳元で愛をささやき続けるよ。

さぁ、この胸に飛び込んでおいで。

誠意のある対応

一十木もブログに書いていたようだが……。
四ノ宮のクッキーには困ったものだ。

本人は親切のつもりで持ってきてくれているのだから
無碍に断るのも気が引ける。
しかし……アレをすべて食べきる自信は今の俺にはないのだ。

「男子たるものどんな試練も乗り越えるべし!」
と、じいは言いそうな気もするが……。

味と匂いもさることながら、口に入れた瞬間、
体が拒否反応を起こしてめまいすら引き起こす。
あれはもはや食物兵器の一種だろう。

嘘やごまかしは友人としての礼儀に反するので、
何度か四ノ宮の料理の危険性について直接語ってみたのだが、
どうにも要領を得ず、本人には上手く伝わっていないようだ。

一応、俺自身が間食を控えている旨を伝えて
その場は事なきを得たが、俺の部屋から出る時、
四ノ宮は幾分寂しそうな眼をしていたな…。
あれはかわいそうなことをした。

そういえば、学校説明会の際、初めて四ノ宮のクッキーを見た時から
嫌な予感はしていたのだ。
匂いがその……クッキーにあるまじき刺激臭だったのでな……。

思えば、出逢いのあの日は驚くことだらけだったな。
学校説明会……オリエンテーションかと思って出かけて行ったら、
いきなりチームを組んでオリエンテーリングをしろと言われ、困惑したものだ。

とかくこの学園は無茶苦茶なことだらけ。
まぁ、それが特色なのだから文句を言う筋合いではないのだが……。
此度の課題といい、次は一体何をやらされるものやら……。

しかし、それもまた試練。
全力で立ち向かうのが礼儀というものだろう。