字体

どうやらアイドルとしてのサインを考えねばならないらしいな……。
しかし、俺はどうもこういうことは苦手だ。

毛筆は幼き頃よりじいに習い、一応段位を持っている。
「書」を書くこと自体は嫌いではないし、
むしろ精神修養のため、時折書いてはいるが……。
サインとなるとその……少し気恥ずかしいものだな……。

さりとて、これもアイドルとしての試練のひとつ。
全身全霊を持って立ち向かわなくてはなるまい。

心静かに硯に向かい。
ひと磨りひと磨り墨を磨る。
姿勢を正し、皺ひとつなく伸ばされた半紙に
たっぷりと墨をつけた筆を……いざっ!

ハァァァァァァッ!
ハッ!
セイッ!

真斗01

………………よし。
うむっ。魂の入ったなかなか良き「書」になったな。
これで提出してみよう。

コメント

  1. 月宮林檎 Says:

    まぁくん…………。
    とっても綺麗な字だけど習字じゃないのよ。

    あぁ、そういえばまぁくんの部屋に掛け軸があったけど
    あそこに書かれている字もまぁくんが書いたのかしら?
    書体が良く似ているわよね。

    ……ととっ、話がそれたわね。
    えーとサインなんだから、
    サインペンでささっと書けるものにしましょうね。

    でも、字は上手いからそれを活かして……。
    そうね、それプラス字にもっと勢いがあるといいんじゃないかしら?

  2. 聖川真斗 Says:

    大変貴重な御意見痛み入ります。
    頂いた助言を元に修正します。

    また、掛け軸の件ですが、お察しの通り自分で作成しました。
    趣味が高じて、時折書き連ねては、
    こうして掛け軸にして部屋に貼っているのです。

    先生も「書」に興味がおありですか?
    よろしければ今度、先生のお部屋に何か「書」をお持ちしましょう。